疲労についての研究は新しい。国として始めたのは1991年から。日本疲労学会
- 「疲労」とは、医学的には「痛み」「発熱」と並ぶ人間の生体アラーム。
- 疲労やストレスの蓄積は、免疫力の低下や生活習慣病の発症リスクを高める。
- 疲労は脳の自律神経の中枢で感じるもの。肉体的なダメージはほぼない。
- 疲労と疲労感。上司に褒められたり、マラソン大会で優勝したり、「疲れが吹き飛ぶ」事がある。これは物質的な疲労と、主観的な疲労感は一致しないから。
- 脳疲労の3大サインは、飽きる、疲れる、眠くなる。
- 疲労=脳疲労。脳の神経細胞は新生しないので疲労が蓄積しやすい。
- 疲労を放置すると生活習慣病やメタボになりやすい。
- 乳酸が筋肉疲労の原因ではない。あくまでも疲労は脳で起こる!乳酸がたまってパフォーマンスが落ちる事はない。あくまでも脳疲労によってパフォーマンスが落ちる!
- 疲労の直接原因は活性酸素が脳内で増える事。
- 疲労度測定は血液から可能。ヒトヘルペスウイルも疲労度を測る重要な指標。唾液検査で可能なので、近い将来安価なキットが出てくるだろう。よくヘルペスが出来てた時期がありましたが、医者が言ってたとにかく休めっていのは正解だったんだな。あの頃は疲労が溜まりに溜まってたって事だ。
- 疲労蓄積の原因の1つが「いびき」無呼吸症候群の人は「疲労回復CPAP」(装着マスク)を使うと劇的に良い。いびきがある85%以上の人が疲労回復効果あり。SASと診断されれば、保険適用で月々4700円で使用できる。
- SAS(睡眠時無呼吸症候群)は、病院で「PSG検査」を受けるとわかる。簡易検査は健康保険適用で3000円程度で受けられる(東京疲労・睡眠クリニック)
- 厚生労働省「健康づくりのための睡眠指針~睡眠12箇条」(PDF)「健康づくりのための睡眠指針 2014」(PDF)
- 抗疲労成分の中でエビデンスのあるのが「イミダペプチド」を200mg摂取する事。鶏の胸肉・カツオ・マグロに多く含まれる。鶏の胸肉を1日100g摂取するのがベスト!
- 抗疲労成分の中でエビデンスのあるもの、「クエン酸」です。レモン・オレンジ・黒酢・梅干しに含有しています。イミダペプチドと合わせて摂ると良いです。
- BCAAに疲労回復効果はない。筋肉作るには有効。
- 「森林浴が気持ちいい、リラックスできる、癒し効果がある、疲れが取れる」と感じるのは「自然界のゆらぎ」があるから。鳥のさえずり、風でざわつく木の葉、滝の音など、自然界は止まった世界ではなく、常にゆらいでいる。この状態が自然であり、人もそうした環境に癒しを感じていまるから、リラックスできて副交感神経が優位に働き、疲労回復に繋がりやすい環境と言える。このゆらぎを用いた住空間「快眠健康ナビ」参照。
- 「ゆらぎ」を感じるのは簡単。自然を感じればいい。夕方になったら夕陽を浴びて、1日の終わりを体に染み込ませる。サーカディアン・リズムに訴えかける事。
- 抗疲労効果が唯一科学的に認めらた香りは、「青葉アルコール・青葉アルデヒドの香り」です。新茶の葉が特に含有量が高い。緑青の香りです。
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