睡眠セラピストの軽い本かなと思ったら、かなりいい本でした。読みやすいし、化学的根拠もしっかり踏まえた上でのマッサージ案などがあって。さすがに20冊くらい睡眠・疲れの本を読んでくると、化学的根拠とかベースとなる話は一緒なので、見極めがついてきますね。目次見ただけで、だいたい本の内容がわかっちゃう。
それと、この本は短時間睡眠を推奨しているのではなく、いかに「睡眠の質」を高めるかという事を重視している。この点も、他の本と同様にgoodな点。
この本の濃縮睡眠メソッドは、大きく3つ。
- 脳疲労を取り除く
- 血流を良くする
- 睡眠環境を整える
- 睡眠のゴールデンタイムやシンデレラタイムを気にしない。ただ、これは概日リズムがあるので、やっぱり夜10時くらいには寝たい。
- レム・ノンレム睡眠がわかるアプリ「スリープサイクル」→試してみよう。
脳の疲労を取り除く!
- 疲れた脳では交感神経が有利のまま。仕事モードやストレスを抱えたままなので、もっとリラックスした副交感神経へと導いた方が、深い眠りへと入りやすい。
- 不安を書き出す(左ページ)。右ページにいい結果を書き出す。啓発本みたいな事を言ってるけど、これもストレスアウトして良い睡眠に入る目的なので、効果ありそうな気がする。
- 感謝を書き出すのもいいかも!
- 鏡の前で笑う。
- 528ヘルツ、1/fゆらぎの音楽
血流を良くする
頭蓋骨のマッサージ
目の疲れをとるツボ
眼精疲労をとるツボ
肩甲骨まわりを温めるストレッチ
ストレッチポールを使う。肩甲骨が開くといいとか聞いた事あるかも。
スクワット6回。太ももからお尻にかけて、身体中で一番筋肉が集まっているから、ここを刺激すると確かに一番体が温まりそう。スクワットは勃起させるのにもいいんだよね。勃起を支えてる筋肉だから。しみけんが言ってた。
スクワットで刺激される下半身の運動は、自律神経を整える働きがある。
睡眠環境を整える。
- ホコリは呼吸を浅くしてしまうので、寝室は綺麗に水拭きしよう。
- すのこベッドが最強。湿気がなく通気性もいい。脚がないタイプだと立てかけられるのでベスト。
- 温度:夏は25℃・冬は22℃、湿度:50%、夏も冬も少し涼しめくらいがベスト。
- バスタオルを巻いて、枕と首の間の隙間を埋めると良い。首や肩に余計な力が入らなくなる。
- アロマオイルは専門店で購入を!海外では医療に近いものとして扱われている。100円ショップなどでは化学合成物入りなので、できるだけ天然?のものを利用する。
- アロマはティッシュに1滴、もしくはマグカップに3滴たらし、枕元へ。
その他の注意点まとめ
- 休日も同じ時間に起床。寝過ぎない。
- 朝日を浴びる。朝食を食べる
- 寝る前、起きた時にコップ1杯の水を飲む
- パワーナップ15分
- お酒を飲む時は同量のチェイサーと一緒に。
- 入浴は布団に入る90分前。
- 寝る前のパソコン・スマホは厳禁。
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