人生25年間は睡眠時間!『睡眠の科学』

覚醒成分オレキシンを発見した櫻井武さんの著書。専門的すぎるし、睡眠というよりも覚醒の話がほとんど。

  • イルカは泳ぎながら眠り、渡り鳥は飛びながら眠る。進化の過程で睡眠をなくす事はできなかった。命がけでも睡眠が重要だった。しかしなぜ意識を無くしてまで必要なのか、化学的な根拠はない。
  • 人は生涯の1/3を寝て過ごす。人生75年なら25年は睡眠。
  • 脳は睡眠中に洗浄される。
  • 睡眠が休息のためだけなら、横になっているだけでもいいはず。しかし実際はそうならない。浅い眠りや睡眠時間が不十分であると、肉体的にも精神的にも支障をきたす。
  • ナルコプレシーの患者は寝てすぐに、レム睡眠が訪れる。→だから金縛りで奇妙なものを見てしまう(脳が覚醒状態に近いから)。実際にナルコプレシーの人は金縛りにあいやすい。特に10代が多く、14歳がピークらしい。30歳まで続いた私はちょっと異常だったのかも。でも確かに20代の時はナルコプレシーやマイクロスリープと言われるような、日中突然眠気が襲ってくる事が多々あった。

コメント

タイトルとURLをコピーしました